物書

最近は写真、カメラに興味があります。

FUJIFILM X-T20

FUJIFILMのX-T20を購入しました。本記事では、X-T20を買うに至った経緯と、買ってよかったところなどと作例をあげたいと思います。レビューとはいいつつも、X-T20のレビューはすでにたくさんあるので、あまり着目されていない点に注目して書きたいと思います。

X-T20を購入するまでにX-T2と迷ったので、X-T2との比較が多くなります。発売が決定されたX-T3を購入するか迷われている方も、参考にしていたければ幸いです。

そもそもなぜFUJIFILM

カメラという製品をキャノン、ニコンを筆頭に数多くのメーカーが生産している中で、なぜフジフィルムにしたか。まずフジフィルムのカメラを検討しようと思ったきっかけは以下の動画です。


[日本語] FUJIFILM XT2で気に入っている機能について 〜ストリートスナップの場合〜 使用10ヶ月が過ぎました

私も、動く被写体を撮る予定もないし、主にスナップ撮影に使おうと考えていたので、とても参考になりました。加えて、フジフィルムのカメラにすることを決定的にしたのは、美術史家の松下さんのツイートでした。松下さんはたびたび、カメラのことをツイートされていて、いつも勉強させていただいてました。

(ミラーレス機にするかどうか、センサーサイズはフルサイズかAPS-Cサイズにするべきかどうか悩んだ時も参考にさせていただきました。)

とするうちに、このフジフィルムのサイズ感とレトロなデザインに惹かれていきました。

X-T2、X-T20の作例を見るに、色彩はべったりとしてはいるのですが、階調も豊かで、彩度が良いように感じました。色彩を過度にのせているかといえばそうでもなく、シャープな感じも良いと感じました。

デザインの点では、他社と比較して、ダイヤルが多く、自由自在にカスタマイズできるような、メカメカしいところに惹かれました。また、レンズの重々しい質感やボディの質感、黒色の具合も魅力的でした。各レンズについてくる独特なレンズフードにも惹かれました。

そこから、候補はX-T2とX-T20へと絞られていきました。

X-T2とX-T20

ここからは比較検討です。

性能

性能に関しては、X-T2とX-T20は全く一緒です。センサーサイズも、画像処理エンジンも同じです。X-T2とX-T20は全く同じ画が撮れて、違いはフィジカルな部分だけ、ということになります。

デュアルカードかそうでないか、ということもありますが、プロではないのでさほど気にしませんでした。

詳しい違いは、https://hoboshuhu.com/xt2-xt20/にて。

デザイン

X-T20に選んだ決定的な理由はそのデザインです。性能としてはX-T2とX-T20は同じなので、選ぶ基準はデザインということになります。

サイズと重量

まず、基本的なところから比較しました。

以下は、FUJIFILM製のX-Tシリーズのサイズの比較です。

  高さ 奥行 重さ
X-T20 118.4mm 82.8mm 41.4mm 333g
X-T2 132.5mm 91.8mm 49.2mm 457g
X-T3 132.5mm 92.8mm 58.8mm 489g

購入するかどうか迷っている時にはまだX-T3は未発表でしたので、主な比較対象はX-T2です。以上の表からX-T2はサイズも一回り大きく、重さも120gの差があります。実際に実機を触ってその差を手で確かめたのですが、大きさと重さの違いは数値での差異以上のものを私は感じました。X-T2は片手で持てるけれど、レンズをつけたときを考慮すると、長時間の片手持ちは厳しいと感じました。グリップの感じはX-T2の方が断然良いのですが、X-T20も握り方さえ慣れてしまえばいいであろうと考えました。

また、X-T20のサイズ感でも問題ないと考えたのは下の動画がきっかけでした。後述する機能面でも、とても参考にしました。


FUJI XT2 ON SALE OR THE FUJI XT20? OR Wait for the Fuji XT3?

機能性

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上から順に、X-T20、X-T2、X-T3のボディ正面、背面、上部の画像です。(画像はフジフィルムのサイトより。)

X-T2とX-T20とのデザイン面での大きな違いはダイヤルにあると思います。特に、ISO感度ダイヤル、測光ダイアルの有無が違います。X-T2にはありますが、X-T20にはありません。

私にとって問題であったのは、ISO感度ダイヤルでした。測光に関しては、シャッタースピードを変えるか、絞りを調整するかで対応できますが、ISO感度を変えたいときの対処法はなかなか大変だと思っているためです。そのため、ISO感度のダイヤルは必須だと考えていたのですが、X-T20にはないことは悩ましいものでした。

がしかし、両機共に当てはまるのですが、これの大きな魅力の一つが設定をユーザーに応じてあれこれいじくれるところだと思います。両機ともに、背面に好みの機能を割り振れるコマンドダイヤルがついています。さらに、メニューボタンを囲う4方向のボタン、シャッターボタン付近にあるFn1ボタン、それぞれに機能を「好きなように」割り振ることができます。

そのために、ISO感度ダイヤルの問題も、背面、もしくは前面のダイヤルに割り振ることで解決することができました。

このようにして、X-T2、X-T20共に自分の好きなようにカメラのセッティングをいじくることができます。


Fuji X-T20 How to Customize Your Buttons

X-T20をあれこれカスタマイズすることで、X-T2を凌駕する可能性を秘めている点は、あまり指摘されていないことであると思うので強調しておきたいと思います。X-T2は良く言えば、最初からセッティングがしやすいようにデザインされていますが、悪く言うと、あるユーザーにとっては不要な部分が生じる可能性がある、とも言えます。他方、X-T2は悪く言えばセッティングに手間取ってしまうのですが、良く言えば自分の思うように最低限のセッティングをすぐに行えるデザインができる、とも言うことができると思います。

私は、背面のダイヤルにISO感度ダイヤルを、メニューの周囲のボタンには、左にはワイヤレス通信、上には測光、右にはホワイトバランス、下にはダイナミックレンジを割り振っています。私の撮影技術ではこれで充分であると感じています。むしろ、X-T20を使っている今となっては、X-T2をもし選んでいたならば、これらの割り振られている各ボタン・ダイヤルを持て余してしまったのではないか、とすら思っています。

作例

以上のような経緯を経て、X-T20を購入しました。以下は作例です。レンズはXF 35mm F2 RWです。

 

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築地に行きました。

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伊東忠太設計の築地本願寺です。奥のビルとのコントラストがおもしろいです。

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ぼかすとこんなかんじです。 

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多重露光なんてのもできちゃいます。

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